それは…ずいぶんと呑気ですね…欠伸が出ます…。                                             その強大な敵に追い詰められた今でも、                                   1つになったとは言い難い状況だと思いますので…。
進撃の巨人3

◆「進撃の巨人」3巻まで読了!
本当に緊張感の途切れない良作です。早いうちに出会えてよかった。
あ…帯の下にミカサが隠れちゃってますw

◆3巻まで読んでまず感じたのが、主人公のエレンが非常にシビアな毒舌家である事。
「人類以外の強大な敵が現れれば人類は一丸となり殺し合いをやめるだろう」
という説に対しての返答が↑タイトルに使わせて貰ったコレ。
1巻のジャンに対する「お前の脳内は快適だと思うぞ?」といい、本当にキツイですこの子。

いちおう「巨人を倒して外の世界を冒険したい」っていう
少年誌の主人公のテンプレらしい夢は抱いているのだけど、作中におけるエレンの言動は
およそドリーマーとはかけ離れていて背筋が冷える冷える。

また管理人として凄く大きいのが、エレンが
「自分の頭で作戦を立案でき、その上で自分より優れた者の意見を聞く事が出来る」
という、思考力と柔軟性を兼ね備えた子であるという点。
第11話で最後の決定をアルミンに任せたのには感動した。
バトル漫画の少年主人公でありがちな、作戦無視でガーっと突っ込んだり
人の話を聞かない脳筋タイプとは全く真逆なので、イラつかされる事がありません。

ただ、「何でオヤジは家にこんな情報を隠して…」とブツブツ呟いてる辺りを見ると
頭の良さが高じて非常時にもちょっと思考に入り込んじゃったりする側面もあるようなので
その辺はミカサやアルミンがちゃんと声をかけて引き戻してあげるべきだ、とも思いました。

◆そんな風にエレンに信頼され説得を託されたアルミンの仕事ぶりもガチ。
巨人エレンが周囲の巨人に捕食対象として見られていた事を挙げ、
「敵じゃないのかもしれない」という可能性を論理的に上官達に示してみせたのは見事。
更にその後、巨人エレンを利用した作戦を思いつくのもアルミン。
この子も凄いなぁ…既に軍師キャラとしての才能をめきめきと開花させてる感じだ。

1巻では巨人相手にビビって何も出来なかったけれど、今巻のラストでは
「痛いだけだ!!」とばかりに暴走した巨人エレンの首をぶっ刺す辺り、
度胸もついてきた事が伺えますw

暖かい我が家の、今は亡き母親の記憶にすがって
目覚める事を拒否するエレンの心の行方は…という所で次巻。

◆司令の「超絶美女の巨人になら喰われてもいいんじゃが…」
その後、演説シーンにイメージ映像として出てくる巨人が短髪の超絶美女なんだけど
アレは司令の妄想か?いつかあんなのに出会えるといいなw

かつて作戦に名を借りた口減らし政策を行っていたとか、
最後の領域では全人口を養えないとか、食料に関する問題は本当生々しいな。
今のところ巨人が現れたというニュースは聞かないこちらの世界ですら、
食料問題の日々絶えない国があるのに。

◆暴走する巨人エレンを置いていこうとするイアン班長を睨みつけるミカサが怖い。
しかしイアン班長も苦渋の決断を迫られているのだ、責めるのは酷。

「あのよく分からない人間兵器とやらに命を投げ打って、健気に尽くす事だ。
悲惨だろ…?俺達人間に唯一出来る事なんてそんなもんだ」


今まで巨人を倒す為にさんざん訓練に耐えてきた自分達なのに、
いざとなると出来る事は限られ、ポっと出の子どもに頼らなくてはいけない歯痒さ。
人間のプライドを守る為に、プライドを捨てなければいけない人々もいるという事か。

本当、なかなか一致しない兵士達の心理を描くのが上手。
そして「一致しなければ勝てない」と思わせる強敵の描き方も上手。

◆戦闘におけるイケメン巨人、今巻でミカサ・アルミンを守ったガイコツ巨人、と
巨人エレンは状況に応じて姿が変わるようですね。

注射を打った父親が「この力の使い方は彼らの記憶が教えてくれる」と言っていたので
あの注射には複数の巨人の遺伝子が組み込まれているものと思って良いでしょうか。

また、エレンが巨人の弱点部である「うなじ」から出てきた事を受けて
アルミンはそれを「巨人の本質的な弱点と無関係じゃない」と解釈しています。
もしかして巨人の「うなじ」部分は、かつて巨人が普通の人間であった時の名残といった
ものなのかもしれませんね。

◆そしてお待ちかね、管理人お気に入りのサシャについて。

前巻のミスを引きずっているらしく、仮病使って戦線離脱しようとするヘタレぶりを発揮。
本来だったらカラ元気でも周りを勇気づけるような娘だと思うんですけどね。
さすがにあんな後だとそんな余裕は無いか。初陣だろうし仕方ない。

しかし、司令の演説で戦う意志を取り戻したようで一安心。
次巻では名誉挽回だぜ!!

…と思ったら次巻予告の料理バトルってなんぞww不意を突かれましたww
2巻の感想で「サシャメインの話が早く読みたい」とは書いたけど
こういうカタチじゃない、断じてこういうカタチじゃないwwでも楽しみだww

サシャは大変な物を盗んでいこうとしています

肉を盗むキャラが確立しつつあるらしい訓練成績9位サシャ・ブラウスを
管理人は心から応援しています。

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