|
2014-01-16 Thu 22:24
 『銀の匙』10巻を読む。八軒達がソーセージひとつの価格を決めるのにも 熟考に熟考を重ねてディスカッションしてるのを見て改めて、 モノの値段を決めるというのはどれほど重大な責任が問われるんだろうと 打ちのめされた。
いつも見慣れたPOP広告に踊る数字が決まるまでに もうけ・原価・人件費・設備費・消費者の気持ち・生産者の気持ち・消費税etcetc、 こんな膨大な要素を把握して適正な物を選ばなきゃいけないと思うと目眩がする。
デパ地下の精肉コーナーが今までとまるで違う世界に観えてくるな。 「食は命を頂く事」「うまいモンは皆を幸せにする」というテーマが 非常にしっかりした骨子で真摯に描かれている。
これ読むとジャンプでやってるような キャラ萌えお花畑みたいなグルメ漫画もどきが恥ずかしくなって来ちまうな…。
それにしても常盤くんと進撃コニーがダブるダブる。
スポンサーサイト
|
|