銭湯ルシウスの神隠し
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◆今をときめく風呂漫画「テルマエ・ロマエ」の最新刊を購読。
古代ローマから現代日本へ風呂を介してタイムトリップを繰り返すルシウス。
しかし今巻では何故だか祖国に帰れず日本に長期滞在する羽目に。
神隠しに合う主人公が温泉宿で働かせて貰う…ってどこぞのジブリ映画で観たようなw

古代ローマ偏愛家のさつき/ディアナとの淡いラブロマンスの芽生え、
ルシウスが本格的に現代日本の電気文化に興味を抱く様、
そして恋する暴れ馬ハナコの熱い乱入で締め。とても面白い巻でした。

◆幕間コラム読むと、ルシウスの興味の変遷を如何に自然に描くかの表現に関する
ヤマザキ先生と編集さんの苦心が垣間見れて頭が下がります。
しかもそれがちゃんと立派に作品に反映されてるのが凄い。
なおかつ展開に関して
「ここいらで何とかカタをつけておかんと読者もきっと落ち着かんわ」って
きちんと漫画の内容と読者の事を考えてる編集長がマジイケメン。
モノづくりの場としてちゃんとしてるんでしょうねコミックビームは。
読者を舐めきったダラダラ漫画を平気でのさばらせてる雑誌の編集部は見習うべき。

◆外人さんが日本文化に逐一感動してくれてる姿は観ていて微笑ましく、
同時に日本人である管理人でも今まで気づかなかった知恵や趣に着目してる様子には
ちょっと見習うべきだなと考えさせられるものがあります。

主人公が異文化に対して目ぇ血走らせながら興味を注ぎ
創意の種にする様が描かれてるって点は
今ハマってるへうげものにも感覚がとても近いかもしれません。
第23話でルシウスが仕事先の旅籠の様相を見ながら

「窓の周りに施されている細工の何と繊細なことか…
火が点けばたちまち燃え尽きてしまう素材だというのに…
ローマの様な大胆で華美な表現はここには存在しないらしい…」


と感心するシーン。
利休居士…わび数寄は現代日本にも生き続け南蛮人に感動を与えておりますぞ…

◆でもいい加減「平たい顔族」は何とかして欲しいなww
日本人って単語をルシウスに教えてあげてくれディアナww

◆この作者様の何が素敵って、漫画の面白さや古代史への造詣の深さは勿論ですが
爺ちゃん婆ちゃんオッサンオバチャンへの愛着が半端なさそうだって部分ですよ。
特にヨボヨボな爺婆であればあるほど可愛く描いてらっしゃるんですね。
今巻の洗い場に行ったら中にルシウスがいて白菜渡されて困ってた婆ちゃんとか
もう可愛すぎて胸がキュンキュンしましたよ(´∀`* )
爺婆に萌える漫画に駄作はありません(断言)。

阿部寛さん演じるルシウスもとても似合いそうで期待大。

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