DoRaeMooooooooooooN♪
2010-9-3-dora
2010-9-3-dora

国民的ネコ型ロボットのお誕生日おめ!

改めて読み返して思うけど、原作のドラは淡白でシュールで手厳しいw
F先生亡き後のオリジナルドラはこの辺の毒気が消え失せてしまって物足りませんね。

メイン読者が子供である事を想定したひらがな8割のシンプルな台詞で
コレほどのブラックジョークや皮肉を盛り込める漫画家って、
今の平成の世にはいないんじゃなかろうか。
何十年経っても色褪せないセンスだと思います。

個人的にはてんとうむしコミックス12巻の面白さが異常。

スネ夫「ぼくの友達が花どろぼうだったなんて…ああ…僕ははずかしい」

ドラ「よくあんなものにむちゅうになれるな。
   いいとしして単純というか何というか…
   ある意味ではしあわせな人だ。」
のび「ね~えドラえもん、正義の味方を出してくれ。」
ドラ「アホか。」

ドラ「一週間も前のことおぼえているもんか。日記の天気は毎日つけとくのがとうぜんだっ。」
のび「あのなあ、ぼくにそんなことができるかどうかわかってるだろ、
   長いつきあいなんだから。」

ドラ「ぼくぐらい高級なロボットになるとカがさすんだよ。」

ドラ「だれでも何かとりえがあるもんだねぇ。
   こういうくだらないことだときみはじつにうまい。」

あの有名な「さからうものは死けい!」が出てくるのもこの巻ですw
最後のゆうれい城に登場するゲストキャラ・ロッテさんも美しい。

あー、ドラの真の面白さが分かるのってやっぱりある程度年くってからだよな。
こんなシュールでヒヤッとさせられる台詞回しばかりだったとは。
だけど決して「子供に読ませるべきでは無いっ(キリッ)」といった感じにはならない。
むしろ積極的に未来の子どもが読んでいて欲しい。

「氾濫」の一語に尽きる日本の漫画文化の中で、
こんな風に思える作品が他にどれくらいあるだろう…?

スポンサーサイト
別窓 | ドラえもん | comment:0 | TB:0 | ∧top | under∨
ドラコルル長官/ドラえもん のび太の宇宙小戦争
「ジーク・PCIA!!」みたいな

★WJ2007年14号のアイシル稲垣先生の巻末コメント「久々にドラえもん映画の原作漫画を読み返した。熱すぎる。ドラコルル怖ぇええ」に触発されて、管理人も読み返してしまった『のび太の宇宙小戦争』原作。うああぁ~ホンマや!!熱い!!熱すぎる!!!長官~っドラコルル長官!!そんな訳で本日は突発的にドラえもん絵。ふ……藤子不二雄先生の画力の神っぷりを改めて思い知った……。

★管理人ごときの説明など不要かと思われますが一応(笑)、ドラコルルっていうのは『宇宙小戦争』での敵キャラで、情報機関「PCIA」の司令長官っていうキャラなんですが、ま~この人ってばドラえもんでは珍しい実にクレバータイプの悪役キャラでカッコいいのですよ。ドラえもん一味の小賢しい策略など通用せんわとばかりに先手先手を行ってる何とも大物。

★まあ、もっとストレートに「怖い」という印象では、実はドラコルルよりも「宇宙開拓史」のギラーミンだと思うんですけど。ドラコルルの場合は見た目が可愛らしいのと、ちょっとギャグっぽいコマもあったりしますから(笑)。しかし、そのギャップが余計に怖さを引き立ててるのかもしれませんね。

★↓以下、ドラコルル長官の怖カッコイイ語録(ネタバレですので嫌な人はスルー)

「でかした!君の昇進を約束しよう。」
→映画版には出てこない台詞。部下の人心掌握はバッチリです。

「ドラコルルよ、君が一度でも約束を守ったことがあるか!?」
「フッフッフ…なるほどな…言われてみればそのとおり……」

→原作じゃ特に何も語られてないけど、パピとドラコルルは
何か私的に関係があったんだろうかと思わせる台詞。
某所では大学時代の同期だったんじゃないか、とか語られてて想像が膨らみます。

「いえ、泳がせておきましょう」
→反乱軍の基地を突き止めたにも関わらず、焦って攻撃に移る事なく、
「連絡員の動きを辿って他の基地も見つけ、一網打尽にしよう」という長官。
さ、策士……!!

「きたな!そんなことでごまかしたつもりか」
→流星のフリをしてピリカ星に突入するドラえもん一味のロケット。
しかし、地震計に流星が記録されていないのを見てこの一言。
長官に小賢しい策など通用しないのです。

「(なるほど、反乱を恐れているのか。自分の不人気をよ~くご存知だ)」
→管理人が一番カッコいい~!!とシビレてしまった長官の台詞……というか心の声。
ドラコルルは上司であるギルモアの事を心から慕っていた訳では無かったんですね。
ギルモアが王位についたら「コイツを傀儡にして自分が政権を握ろう」とか思ってたんでしょうか。
……正直ピリカ星にとっては、そっちの方が良かったかもしれない。

「決め手が見つかったぞ!!地球戦車め!!
 今度であった時がお前たちの最期だ!!」

→スネ夫ご自慢の戦車の弱点を見切る長官。
バックライトで影が落ちまくってて怖すぎ、カッコ良過ぎ。

「ハッ、処刑を始めます!!」
→ロコロコの長すぎるお喋りに冷や汗流しまくりの長官。かわいーかわいー。
今までのクレバーで怖い印象が、このコマで一気に弱まります(笑)

「し、しらない!!ほんとだ!!」
→映画では逃げたギルモアの居所を吐いちゃうんですが、
原作では最後までギルモアを裏切りませんでした。
しかし管理人がジャイアンだったらあのまま長官を地球にお持ち帰りしてるぞ(笑)。
 
長官はあの後どうなったんだろう……。大長編ドラえもんって決着シーンが2ページくらいでもの凄くあっさりしてて、敵がその後どうなったのかって描いてくれないからヤキモキする。処刑なんて事になってないよなぁ……せめてどっかの星に追放くらいで済ませて欲しい。
そんで新たなドラコルル帝国を築くんだ長官!!(願)。

★長官、映画と原作では見た目も性格もずいぶん違うんです。映画では見た目が妙に地球人に近くなって、性格もクレバーというよりはちょっと情けない雰囲気になっちゃってて、何か違います。やっぱ原作のロボットみたいな可愛い見た目、それに相反する頭脳的な策略家……っていうキャラの方が深みがあって良いんですよね。最近のドラえもん映画は「恐竜」「魔界大冒険」とリメイク路線を走っているようですが、次にリメイクするとしたらぜひ「宇宙小戦争」を、ドラコルル長官のキャラを出来る限り原作に近い雰囲気でやって欲しいなぁーと思う管理人なのでございました。

そして長官がこんなにも燃えキャラであった事を気付かせてくれた稲垣先生、サンクス!!
別窓 | ドラえもん | comment:8 | TB:0 | ∧top | under∨
| HOME |